優先順位のツボ バックナンバー
日時 | タイトル |
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2016/09/22(木) 12:00 | 【優先順位のツボ】上限を超える場合は慎重に |
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■■ 優先順位のツボ ■■ 2016.9.22 Vol.175
本日のテーマ:上限を超える場合は慎重に
仕事に野球審判、子育て・・・
日々の優先順位に試行錯誤する中で気づいたポイント
「優先順位のツボ」を日々お届けしています。
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社会保険労務士の篠原です。
大手家電量販店で働いていた
女性が自殺したのは、
店長から受けたパワーハラスメントが
原因だったとして、
遺族が約7千万円の損害賠償を
求める訴訟を起こしています。
頻繁に大声で怒鳴られる、
シフト勤務の希望を受けつけられない
などの他、
競合店の商品価格を調査するよう
指示され、
ほぼ毎日、
あらゆる種類の商品価格を調べる
業務をしていたとのことで、
女性は何度も拒んだけれど、
指示を取り下げなかったそうです。
価格調査はその後、実施されておらず、
必要な業務だったのか、
嫌がらせだったのかは
裁判で明らかになっていくでしょう。
しかし、こうなる前に何とか
ならなかったのか、
本当に残念ですね。
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本日のテーマ:上限を超える場合は慎重に
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これはハラスメントに限ったことでは
ありませんが、
職場内の問題や悩み事を相談された場合、
被害者や相談者が求めている以上の
対応は慎重にしなければなりません。
基本的には、そこが上限値です。
例えば、
話を聞いてくれるだけで満足だ
という事案に対して、
本人の希望を確認せずに
話をオープンにしてしまっては、
あらぬ方向に行く可能性もあります。
逆に希望どおりにならない場合もあります。
どうしても許せないので
懲戒解雇にして欲しいといった時も、
周囲等への事実確認や本人の弁明を
聞いた上で、妥当な処分をしなければ
加害(行為)者の矛先が会社に向かうこと
さえあるので、
被害者に理解を求める必要が出てきます。
いずれにしても、対応が遅れても問題は
大きくなりますが、
本人が求めている以上に、「まかせておけ!」
と安請け合いしてしまって、
被害者の矛先が、
相談を受けていた方に向けられると、
さらに問題は大きくなって
しまうというわけです。
音声はこちらから・・・
https://youtu.be/hjTUa17rlHE
【ご意見・ご感想】
info@happy-spiral.jp
お待ちしております!
その他のメールマガジンのお申し込みは、
【週刊:給与計算のワナ】https://brutality-ex.jp/fx38983/count
【月刊:職場活性のタネ】https://brutality-ex.jp/fx38983/activity
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発行元 : 社会保険労務士 篠原事務所
発行責任者:篠原 丈司
■ 公式サイト http://www.happy-spiral.jp
■ マイベストプロ大分:http://mbp-oita.com/happy-spiral/column/
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価格調査はその後、実施されておらず、
必要な業務だったのか、
嫌がらせだったのかは
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しかし、こうなる前に何とか
ならなかったのか、
本当に残念ですね。
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ありませんが、
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被害者や相談者が求めている以上の
対応は慎重にしなければなりません。
基本的には、そこが上限値です。
例えば、
話を聞いてくれるだけで満足だ
という事案に対して、
本人の希望を確認せずに
話をオープンにしてしまっては、
あらぬ方向に行く可能性もあります。
逆に希望どおりにならない場合もあります。
どうしても許せないので
懲戒解雇にして欲しいといった時も、
周囲等への事実確認や本人の弁明を
聞いた上で、妥当な処分をしなければ
加害(行為)者の矛先が会社に向かうこと
さえあるので、
被害者に理解を求める必要が出てきます。
いずれにしても、対応が遅れても問題は
大きくなりますが、
本人が求めている以上に、「まかせておけ!」
と安請け合いしてしまって、
被害者の矛先が、
相談を受けていた方に向けられると、
さらに問題は大きくなって
しまうというわけです。
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